【近未来SFサスペンス】『PSYCHO-PASS』のすすめ!
罪とは何か、完全なる平和とは・・・
PSYCHO-PASS!!!
PSYCHO-PASS | |
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ジャンル | 近未来SF、アクション、風刺、サスペンス |
原作 | 本広克行 |
監督 | 塩谷直義 |
シリーズ構成 | 冲方丁 |
キャラクターデザイン | 天野明(原案)、浅野恭司 |
音楽 | 菅野祐悟 |
アニメーション制作 | タツノコプロ |
放送期間 | 2012年10月~3月 |
あらすじ
舞台は、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つ「シビュラシステム」(以下シビュラ)が導入された西暦2112年の日本。人々はこの値を通称「PSYCHO-PASS(サイコパス)」と呼び習わし、有害なストレスから解放された「理想的な人生」を送るため、その数値を指標として生きていた。
その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」として計測され、たとえ罪を犯していない者でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれていた。
そのような監視社会においても発生する犯罪を抑圧するため、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事は、シビュラシステムと有機的に接続されている特殊拳銃「ドミネーター」を用いて、治安維持活動を行っていた。
本作品は、このような時代背景の中で働く公安局刑事課一係所属メンバーたちの活動と葛藤を描く 。
舞台は「シビュラシステム」によって、全てが数値化され管理されている未来の世界。
特に犯罪に関する数値は「犯罪係数」として計測され、犯罪を未然に防ぐための指標となっていました。
犯罪を取り締まる公安局のメンバーは職務をこなしながらも、この監視社会の在り方に葛藤します。
「理想的な人生」「理想社会」とは何なのか・・・
「正義」とは・・・
「社会が必ず正しいわけじゃない。だからこそ私たちは正しく生きなければならない。」
社会の在り方について深く考えさせられる強いメッセージ性。
独特の世界観で繰り広げられる衝撃サスペンスです!!
PSYCO-PASSの凄さとは?
①視聴者に語り掛ける強いメッセージ性
舞台は近未来の発展した日本。システムの権威が高まり、徹底的に管理された社会の犯罪意識がとりあげられています。
このありえなさそうでもあり、実現しないとは言い切れないような設定の中で、「正義」に焦点を当ててて哲学的な角度から物語が展開されています。
100年後の日本で管理社会が徹底されているとは思えませんが、それが可能な技術は整っているかもしれません…
人類の永遠のテーマといっても過言ではない「理想的な社会」とは何なのかについて
個性あふれる魅力的な登場キャラクターそれぞれが、自分の考えを持ち葛藤しながらも強い意志で行動します。
哲学者の引用も多く、少し難しそうな印象を受けるかもしれませんが、
それにより登場人物の考え方はとても明確化されており、曖昧なものでは決してありません。
自分なら一体どう考えるか、視聴すれば必ず考えることとなるでしょう。
②第一期、第二期、劇場版まで展開される程の大人気シリーズ!
一期2クールで放送されるロングテール作品であり、2012年ノイタミナ枠にて放送の第一期が大反響であったことを受けて、翌2013年に第二期と劇場版の制作を発表!
作品ごとに作風が変わりながらも、アニメ界へ大きなインパクトを残すシリーズ作品となりました!
下記に、作品ごとの作風を簡単にまとめます。
※第二期については、後日別記事にて紹介いたします。
第一期
集団心理や犯罪心理といった人間の精神性に焦点を当てた哲学的な内容。
推理小説を読んでいるかのような、奥深い心理描写と「正義」とは何かについて掘り下げたストーリー。
第二期
一期で取り上げられた善悪といった観点は控えめとなり、人間の持つ残虐性や異常性を積極的に描く。作品の軸となるシビュラシステムの死闘性と社会的必要悪が中心に展開されるストーリー。
劇場版
テレビ放送版の哲学的要素は控えめに、見栄えのあるアクションを中心とした後世へと変化。これまでは日本を中心に物語が展開されてきたが、日本以外の世界がどうなっているかといったシリーズの補完的な要素が多いストーリー。
筆者の感想
哲学的な展開も多く、テーマとしても非常に重たいものですが、近未来SF・アクションといった要素がそれらを緩和させているように感じました。
1話見るごとにおなか一杯になりますが、続きがどうなるの!?
と、ワクワクが止まらない練りに練られたストーリーが非常に魅力的です!
アニメ版・踊る大捜査線と称されることがありますが、サスペンス好きには見なきゃ損をする!と言っても過言ではない程おすすめのアニメでした!
最後に
わくわくするアニメが見たい!物語が深いアニメが大好き!といった人には
一番におすすめしたいアニメです!
ぜひご視聴ください!!!
【ほのぼのラブコメ】「ヲタクに恋は難しい」のすすめ!
ヲタクだって恋するんだ、リア充するんだ!!『ヲタクに恋は難しい』!!!
ヲタクに恋は難しい | |
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ジャンル | ラブコメディ |
原作 | ふじた |
監督 | 平池芳正 |
シリーズ構成 | 平池芳正 |
キャラクターデザイン | 高瀬亜貴子 |
音楽 | 本間昭光 |
アニメーション制作 | A-1 Pictures |
放送機関 | 2018年4月~6月 |
あらすじ
桃瀬成海は会社の同僚と交際していたが、腐女子であることがバレたことがきっかけでフラれ、その同僚と顔を合わせづらくなり転職する。転職先で、成海は幼馴染の二藤宏嵩と再会する。成海にとって宏嵩は自分の趣味を隠すことなく付き合えるオタク友達であり、そのため宏嵩と交際する気はなかったが、ある夜、宏嵩は成海に自分と交際した際のメリットを説き、それを受けて2人は交際を始める。
成海にとっては気の置けないオタク友達であった宏嵩。
しかし、宏嵩にとって成海は初恋の相手でした!
オタクが要因で失恋経験のある成海に
「じゃあ、俺でいいじゃん」と想いを伝える宏嵩。
「採用!」と即二つ返事の成海!
二人は晴れて『オタクカップル』に!
普通の恋愛とはちょっと変わった、オタク二人のくりひろげる
とってもほのぼのする恋愛ラブコメです!
ヲタクに恋は難しいの魅力とは?
①「pixiv」から始まり漫画家化!数々の賞を受賞してついにアニメ化!
原作はソーシャルネットワーキングサイト「pixiv」にて投稿されてスタート。
2014年には、ニコニコ動画とダ・ヴィンチ(株式会社KADOKAWA発行の月刊誌)共催の「第一回次に来るマンガ大賞」「本にしてほしいWebマンガ部門」にて1位受賞!
2015年には、宝島社発行ムック「このマンガがすごい!2016」「オンナ部門」にて1位受賞!
※「ちはやふる(2010年オンナ部門)」「進撃の巨人(2011年オトコ部門)」
2017年には累計委売り上げ部数250万部を突破と大人気を誇るマンガです!
②個性豊かなキャラクターが繰り広げる全開のオタクワールド!
4人のメインキャラクターが繰り広げるオタク全開の日常は、オタクの視聴者が思わずニヤニヤしてしまうほのぼのとした内容となっています。
ギャグ要素やパロディ要素も多分に含んでおり、視聴していて全く飽きの来ない物語です。
以下、簡単にメインキャラクターの紹介です!
桃瀬成海
本作の主人公。見た目はとてもかわいらしいが仕事のできない残念系女子。
プライベートは「腐女子」としての活動を勤しんでおり、精力的なオタクライフを過ごしています。
しかし、過去にオタクが原因で失恋を経験しており、オタクであるという事実は後述の二藤・小柳・蒲倉の3人以外へは秘密にしています。
二藤宏嵩
イケメンで仕事もできるメガネ男子。
まるで女性にとっては理想のような男性像ですが、その中身はヘビーなゲームオタク。
常にポーカーフェイスの不愛想な二藤ですが、初恋の相手である成海には自らの気持ちをストレートにぶつけます。
小柳花子
成海の同僚のオタク友達。頼れるお姉さんキャラの小柳ですが、プライベートは超がつくほどのBL好き。
人気男性コスプレイヤーとしての活動も頻繁に行っており、作中ではコスプレを披露しています。
樺倉太郎
二藤の先輩社員。おせっかいなほど面倒見がいいお兄さんキャラ。
2次元オタクですが、「オタクはひっそりと楽しむもの」と成海同様周囲にその事実は隠しています。
小柳とは高校卒業時からのカップルで、作中では喧嘩が絶えない仲が描かれていますが、実はお互いを非常に大切に思いあう「喧嘩するほど仲がいい」カップルです。
筆者の感想
オタク全開で繰り広げられる物語に、同じくオタクである筆者はにやにやが止まらない非常にほのぼのとしたアニメでした!
社会人オタクのリアルな生活が描かれており、またどこか憧れを感じるリア充な世界です。
オタクである人はもちろん、そうでない人にとっても間違いなく楽しめるであろう
現代のラブコメです!
最後に
最近笑ってないな~と疲れた人や、恋したいな~と悩んでいる人
そんな人にはぜひこのアニメを見て元気をもらってほしいです。
ぜひ、ご視聴ください!
【涙腺崩壊】「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のすすめ!
「愛」とは何か…
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』!!
ヴァイオレット・エヴァーガーデン | |
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ジャンル | ファンタジー、群青劇、感動 |
原作 | 暁佳奈 |
監督 | 石立太一 |
シリーズ構成 | 吉田玲子 |
キャラクターデザイン | 高瀬亜貴子 |
音楽 | Evan Call |
アニメーション制作 | 京都アニメーション |
放送期間 | 2018年1月~4月 |
あらすじ
4年間にわたる東西南北による大陸戦争が終結。その戦場で「武器」と称されて戦うことしか知らなかった少女・ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、激化する戦場で両腕を失い、自在に動く義手を付けることを余儀なくされる。
退院したヴァイオレットは、元中佐のホッジンズの下で、自動手記人形としてC.H郵便社で働きはじめる。ヴァイオレットには、かつて戦場で誰よりも大切な人・ギルベルト少佐がいた。最後に聞かされた「愛してる」という言葉が理解できなかった彼女は、仕事と日常を通じて人と触れ合いながら、その言葉の意味を探していく。
(出展:ヴァイオレット・エヴァーガーデン - Wikipedia)
人を殺すための「武器」として戦場で生きてきたヴァイオレット。
彼女は少佐から文字の読み書き、言葉を学ぶ中で少佐が自分にとってかけがえのない存在であることに気づきます。
そんなおりに、彼女と少佐は最後の戦いで離ればなれになってしまうのです…
別れの直前に少佐は彼女に
「自由になりなさい。愛している。」
と告げます。
愛してるって何?
少佐は何を伝えたかったの?
ヴァイオレットはそんな疑問から、少佐の想い「愛してる」の意味を知るため、
人の想いを代行して綴る『自動手記人形』の仕事をはじめます。
彼女が仕事を通して多くの物語に出会う中で、「愛」を感じ取り、
「人」として成長していくしていく物語です。
このアニメ、なんと言っても・・・
泣ける!!!!!
涙腺崩壊間違いないアニメです!!!!!
ヴァイオレット・エヴァーガーデンの凄さとは?
①第5回京都アニメーション大賞・小説部門大賞受賞
アニメ化における登竜門として有名な京都アニメーション大賞の小説部門
その一大イベントで大賞作品としても認められた、完璧なまでに練り上げられたストーリー!
ヴァイオレットが物語の中で多くの「愛」に触れ、少しずつ感情が豊かになっていく様子。
また、それぞれの物語の登場人物の心・バックグラウンドがこと細かに表現せれており
視聴者の心に「愛とは何か」について強く訴えかけてきます。
②圧倒的な画力で表現される美しい世界観!
さすがは京都アニメーション!まるで劇場版アニメのような豊かな表現。
このアニメに対する本気度が強く伝わります。
他社作になりますが、2015年に世で有名となったアニメ「君の名は」でも、
世間からその映像美が高く評価されたことから、近年のアニメが人気を博すには
画力も大きな要素となりますね。
筆者の感想
一話完結型で展開され、テンポよく見進めることがでる中、各話に泣ける感動が詰まったハートフルなアニメでした。
少佐への想いもさることながら、自動手記人形の仕事で触れる登場人物の物語も感動であふれています。
スマートフォンが普及し簡単に想いを伝えることができる現代にこそ、
現代より便利でもなく、文字を書くことができない人もいる、そんな時代の想いに触れてほしい。
そんなアニメでした。間違いなく今年一押しのアニメです!
最後に
学業や仕事に疲れた人、人間関係に疲れた人
最近何かつまらないな~と、漠然と人生に疲れた人にこそ是非見ていただきたいアニメです。
ぜひ、ご視聴ください!
はじめまして!
はじめまして!しがない社会人男性「けんぴ」と申します。
当ブログでは、私の愛するアニメについて、気の向くままに
綴っていこうと思っています。
これから多くの方に愛されるブログにしていけるよう、
頑張っていきますので、よろしくお願いいたします!